長年、連れ添った夫婦が様々な原因から離婚を決断する「熟年離婚」。
これからセカンドライフを送ろうといった矢先に、妻から切り出されることも多いと言います。
これまで大丈夫だったからと「出て行け」なんて言ってしまうと取り返しのつかないことに・・・。
妻が出て行ってしまいました
奥さまに「出ていけ」と言ったら本当に出て行かれて困っているという投稿者さん。
私(夫):60代半ば 会社経営
妻:60過ぎ 専業主婦
私の母:90代前半
現在、上記の3人暮らしです。
投稿者さんご夫婦には娘さんと息子さんがおられるそうですが、お2人とも親元を離れ東京で暮らしているとのこと。
結婚後はずっとご両親と同居されているそうですが、奥さまは穏やかな性格でこれまで特にトラブルなく暮らしてきたと投稿者さんは言います。
それがなぜ、今になって奥さまが出て行くことになったのかというと・・・
子どもたちが家を出ると・・・
数年前、父の死後から、妻が色々と不平不満を表に出すようになりました。
丁度子供達が進学の為に家を出た時期とも重なります。
投稿者さんのお父様が亡くなり、お子さんたちが家を出た頃から奥さまが不満を口に出すようになったと言います。
奥さまが口にしていた不満は主に3つあるようで・・・
【不満1】
同県内に住みながら全く介護に協力をしなかった姉が、私以上に相続をした(母3:姉2:私1)【不満2】
両親と同居し長く父の介護もしてきたにもかかわらず、姉が感謝の気持ちを表したことはなく、反対に頻繁に注文や文句を言う。【不満3】
母の妹である叔母(ずっと独身キャリアウーマンだったが今は悠々自適の引退生活)が、父の死後、我が家から徒歩数分のところに転居してきて、毎日のように我が家に入り浸っている。
ここまで奥さまの不満が分かっていながら、どうして投稿者さんは手を打たなかったのかと不思議でなりません。
お義母さんの妹さんが毎日のように家に来て入り浸るのは、投稿者さんが止めれば防げたことなのではないでしょうか。
しかも、お義母さんのお姉さんもよく遊びに来ているそうです。
いくら身内とはいえ、奥さまにとっては姑が3人家にいるのと同じですから、不満を感じるのも当然のことだと思います。
でも、投稿者さんはどうやらそんな奥さまの気持ちが分からないようで・・・
年老いた母と叔母が共に居ることで心強く楽しい老後を過ごせていること、双方にとって喜ばしい事だと思います。
確かに、それはそれで良いことだと思いますが、奥さまの立場やお気持ちを考えるといたたまれません。
自分の家なのにゆっくりすることもできないなんて、体も心も休まる場所がありませんよね。
ところが2週間ほど前、姉のある言動にひどく腹を立てた妻があまりにしつこく言い募るので、「そんなにこの家が嫌なら出ていけ!」と怒鳴ってしまいました。
投稿者さんはその日、仕事でトラブルがありやけ酒を飲んでいたと言います。
さずがにご自身でもマズイかなと思ったそうですが、結局プライドが邪魔をして奥さまに謝らなかったそうです。
そして、奥さまは本当に出て行ってしまったとのこと。
投稿者さんは奥さまのことが大事だし一生添い遂げたいと言います。
でも、奥さまは残念ながら同じ気持ちではないようで「しばらく一人で考えたい」と言っているとのこと。
投稿者さんはつい「出て行け」と言ってしまったものの、離婚の意志は全くなくとにかく奥さまに帰ってきてほしいそうです。
この投稿には、
「今までものすごく大変で我慢してきた奥様にとっては離婚した方がメリットありますよね?」
「あなたに奥様への感謝の気持ちがない以上、元に戻られることは絶対にないでしょう。」
「あなたは奥さんのことを便利屋さんとしか扱っていない。そんな家、私でも出ていくわ・・・。」
「奥さんには全く非がありません。あなたが出て行けと言ったんだからあきらめなさい。」
「三度のメシを作らせられ、あなたの老後の世話をさせられるだけで、奥さんには何のメリットもなし。」
「やっと子育て終わって介護もひと段落したところに、我が家の様に出入りする親戚。私だったらストレスで発狂しそうになります。」
といった、奥さまには何の非もないし出て行かれて当然という意見が多く寄せられていました。
私も正直、このまま家に戻らないほうが、奥さまは幸せな老後を迎えられるのではないかと思いました。
お子さんもすでに成人されて家を出られているとのことですから、これまで大変な思いをされてきた分ゆっくり過ごされてほしいものです。
出典:yahoo.co.jp