数少ない例外を除いて、永遠に相容れない存在と言われている嫁と姑。
多かれ少なかれ、トラブルに見舞われている人は少なくありません。
ですがどんなに相手のことが嫌いでも、人として言って良い事と悪い事ってありますよね。
一緒にやっていける自信がない
質問者さんデータ
- 51歳男性(会社員)
- 妻49歳(専業主婦)
- 子ども2人(大学生と高校生)
大学生と高校生の子どもがいる夫婦です。
私は今、妻との離婚を考えています。
もう夫婦として、家族として、一緒にやっていける自信がなくなってしまいました。
私には兄(独身)がおり、父と一緒に農業をしていましたが、私が大学生の時に事故で2人とも亡くなりました。
その後、私は東京の大学を卒業してそのまま就職し結婚。
母は郷里に残り、自分は農産物加工の仕事をし、田畑を親戚に貸しながら暮らしていました。
そんな母を、上の子が産まれたころから妻が嫌うようになりました。
母が、爪を伸ばしマニュキュアを塗っていた妻に、「お母さんになったんだから爪は短く切っておいた方がいい。」と意見したのがきっかけだったように思います。
それからというもの、母が何かちょっと意見すると妻が激怒。
私は妻の意見を尊重し、嫁姑間の接触を最小限にしてきたつもりでしたが、結果、嫁姑関係は断絶しました。
それ以来、年に1度の帰省は私だけになり、母もこちら来ることもなくなりました。
バツが悪そうな顔をしたものの
その母が、この冬に自宅で急病死しました。
数日後に近所の人に発見されて亡くなったことを知り、駆け付けて葬儀に出たのは私だけ。
子どもが試験前だったこともあり、妻子は来ませんでした。
そして先日の四十九日の法要に子ども達は連れ行きましたが、妻は出席を拒否。
その時、妻が電話で自分の母に、「孤独死したのはあの人の自業自得」と言い放ってるのを聞いてしまったのです。
確かに、私の母は田舎者ですし、都会人の妻とは考え方も違うので、私が思うよりも嫌な存在だったのかもしれません。
しかし、私にとっては大事な母親です。
偶然とはいえ、妻と実母との会話を聞いたことで私がどれだけショックで不快だったかを伝えましたが、バツが悪そうな顔をしたももの、謝罪はひと言もありませんでした。
このことで妻には愛想が尽きたというか、これからの人生を一緒に過ごすのが嫌になりました。
こんなことで離婚をしたいと考えるのは無責任でしょうか。
子どもが大学生と高校生なら…
嫁と姑の間でどんないざこざがあったにせよ、葬儀や四十九日の法要にも出席せず、亡くなった方に対して『自業自得』と言い放つのはさすがに酷いですね。
そしてそのことについて質問者さんが話をしても、謝罪のひと言もないなんて、私には理解ができません。
なので私は、質問者さんが愛想を尽かして離婚を考えてしまうのは無理ない事だと思いますし、無責任とは思いません。
ただ、お子さんのことついては、離婚した場合どうするのか、家族みんなできちんと話し合う必要がありますね。
大学生と高校生なら、どちらと一緒に暮らすのかを決めるのはお子さん本人ですので。