何が良くて、何が悪いのか?
それを子どもに教え、間違ったことをしたら正しい方向に導くのは、やはり親の務めですよね。
だからこういうお話を聞くと、とてもとても考えさせられます。
2人の保護者からの対応
息子も年長の時、2人の男の子に掌を鉛筆で刺されて出血する怪我をしたんだけど(園から先生が付き添って病院行ってくれたレベル)、2人のうち1人のお母さんからはその日の降園後にすぐに謝罪の電話をいただいて、夜にはお父さんからも謝罪電話、自宅への謝罪は遠慮したのだけど、翌日登園したらご両親が
— ささみ (@sasamin0905) 2019年9月7日
スーツ着て待ち構えていて(お母さんは私服通勤されてる方)、菓子折り渡されてその場で再度丁寧な謝罪をしてくださった。もう1人のお母さんは園から事の次第を伝えられたらしいんだけど、「まだ善悪の区別がつかなくてすみません、言い聞かせてはいるんですとのことでした…」って担任から報告受けた
— ささみ (@sasamin0905) 2019年9月7日
だけで音沙汰無し。その後行事などで顔を合わせても知らん顔だった。
そして今現在どうなったかというと、ご両親がしっかり謝罪してくださった男の子の加害はすっかりなくなって、後述の男の子は小学生になった今でも加害が続いているらしい。(小学校離れたので他のお友達のママから聞いた)— ささみ (@sasamin0905) 2019年9月7日
この投稿をされたのは、Twitterユーザーの ささみ (@sasamin0905)さん。
子どもが悪いことをした時の親の対応で、その後の様子がこうもう違う結果になるとは・・・
なんとも悲しいことですね。
何がその後を分けたのか?
何が2人のその後を分けたって、やっぱり加害、暴力を罪としっかり認識したかしてないかの違いじゃないかと思う。ご両親がしっかり謝罪してくださった子は、自分の大好きなパパママが何度も何度も頭を下げて謝る姿を口を真一文字に結んで何とも言えない表情で見てた。
— ささみ (@sasamin0905) 2019年9月7日
私が「〇〇くん見てますし、大事には至らなかったので頭を上げてください」と何度申し上げても「いえ、息子も半年後には小学校に上がりますので。自分がしでかしたことの重大さを理解させないといけませんので。」ってお父さんが仰られていて、このご両親はわが子が息子にした行為を本当に心の底から
— ささみ (@sasamin0905) 2019年9月7日
申し訳なく思って下さっているんだなっていうのと同時に、本当に息子さんのことを大切に思ってらっしゃるんだなっていうのをひしひしと感じた。
— ささみ (@sasamin0905) 2019年9月7日
子育ては本当に難しい。親がいくら手を尽くしてもなかなか事態が好転せず心が折れそうになることなんてよくあるし、私にも身に覚えがある。でも、わが子が人様に迷惑をかけてしまったり、加害者の側にまわってしまった時に「耳にタコができる」「傷口に塩を塗らないで」はやっぱり違うんじゃないかな。
— ささみ (@sasamin0905) 2019年9月7日
このツイートを読んだ方からは、
「悪いことしたら悪いことしたんだと認識するまで話する。 理解できない年なので…はやっぱり違いますよね。 3歳すぎたら子どもはある程度の善悪の判別つくと思います。」
「失敗を教訓に変える素晴らしいお手本ですね。 善悪の判断が出来ないからこそ言葉や背中で教えなければいけない。自分も気を付けなきゃと思いました。」
「私が小学校の時、クラスメイトを蹴ったらクラスメイトの家まで父に連れていかれて、向こうの保護者の前でボコボコにされた記憶があります。 今となっては感謝してます。」
「親が必死に謝ってる姿を見て、『自分は親にこんなに多大な迷惑をかけた。自分はとても悪いことをした。』と思わせたのと、親が謝罪を回避し誤魔化したのを見て、『この程度なら許される。上手く立ち回れば罪も曖昧になる。』と悪知恵をつけさせた差ですね。」
といったコメントがとても多く寄せられていました。
子どもが小さい時に悪い事は悪いと教え、万一子どもが悪いことをしたら親自身が子どもの前できちんと謝罪する。
子育てにおいて、これって本当に大事なことだなと改めて思いました。