小さな子どもを連れて混んでる電車やバスに乗った時、席を譲ってくれる人がいたら本当に有難いですよね。
でもそれは、相手の好意によって成り立つもの。
それを当然のことと思っていたら・・・
後でとても嫌な思いをする事になるかもしれません。
これってモンスターペアレント?!
ご質問者さんのデータ
- 31歳シングルマザー
- 子ども1人(2歳男の子)
- 会社員(正社員フルタイム残業あり)
私は2歳の子どもがいるシングルマザーです。
子どもが近くの保育園に入れなかったため、自宅から遠い保育園にバスで通っています。
先日、2歳の息子と満員のバスに乗った時、優先席に座っていた男性に「息子に席を譲ってもらえませんか?」とお願いしたらとても嫌な顔をされました。
そのことをネットの掲示板に書き込むと、
「出た!モンスターペアレント!!」
「過保護かよ・・・」
「男性が嫌な顔するのは当然。」
といったようなことを言われてしまいました。
席を譲ってほしいとお願いしたのには、ちゃんとした理由があったからなのに・・・
もう自信がありません・・・
最初に述べた通り、息子を預けている保育園は自宅から遠いため毎日バスで通っています。
その日は、私が残業のため迎えに行くのが遅くなり(20時)、いつもは避ける満員のバスに仕方なく乗りました。
なぜなら、私が住んでいるところはバスが1時間に1本しか来ず、タクシーもほとんど通らないからです。
いざバスに乗り込んでみると、身動きが取れないほどの混みようで、ふらつきながらも踏ん張って立っている息子を抱っこするスペースすらありませんでした。
そんな中、周りの乗客は息子を横目でチラッと見てからイヤホンをつけてたり寝たフリをしたり・・・
私は息子が可哀想になり、勇気を出して優先座席に座ってた男性に席を譲ってくれるようお願いしたんです。
でもその行為をモンスターペアレントと言われるなんて・・・
今日まで、そんな親にはなるまいと思って子育てを頑張ってきましたが、もう自信がありません。
私は自分が気付いていなかっただけで、実はモンスターペアレントだったんでしょうか?
譲り合いの精神は大事ですが
私個人的には、お子さんのために席を譲ってほしいとお願いしたあなたのことをモンスターペアレントだとは思いません。
でも、ネットの掲示板などに書き込むと、色んな立場の人が見るので、そう思ってしまう人がいるのも仕方がない事なのかもしれませんね。
世の中には、見えていないだけで色々な事情を抱えている人がいるもの。
もしかしたら、席を譲ってほしいとお願いした男性こそ、優先席に座るべき人だった可能性だってありますし。
人それぞれ、価値観も違えばその時の立場によって感じることは違うものなので、譲り合いの精神はとても大事ですが、でもそれを当然だとは思わない方がいいのかもしれませんね。