『先生が怒鳴るのをやめると将来子どもが困るのでは?』この質問に対する回答に納得の声
毎年結構ある『先生が怒鳴るのをやめると将来子どもが困るのでは?』という系の質問。
それに対する回答が話題になっているので紹介します。
怒鳴るのは無意味
授業で「先生が怒鳴るのをやめても、将来職場で怒鳴る上司がいたら結局子どもが困るのでは?」系の質問って毎年結構あるんですが(現職教員から質問されるときもあるからビビる)、怒鳴られることに子どもを馴らすより、子どもに「ハラスメント」の概念や対応方法を教えておく方がいいと思います。
— 大久保 賢一 (@kenichi_ohkubo) June 8, 2020
そうつぶやくのは、Twitterユーザーの 大久保 賢一 (@kenichi_ohkubo)さん。
上記の質問は、『将来どうせ痴漢されるんだから、痴漢を気にしない精神力を身につけさせた方がいいのでは?』みたいな話だと言います。
このツイートを読んだ方からは、
「怒鳴ってくるのを聞き流せるようになっても、今度は『ちゃんと聞いてない、態度が悪い』と絡んできて結局ウザい。怒鳴られることに馴れてもいいことなんてない。」
「怒鳴るのって結局は威嚇なので、論理的に話すことを放棄しているんですよね。そういう例を子どもに見せる方が良くないと思います。」
「それって逆に、怒鳴る上司になる為の教育になってる気がする。
「怒鳴るの解釈も人それぞれ物差しが違いますからね。あまりにも早くからハラスメントと認識させると、ちょっと語気を荒げただけで『怒鳴られた!ハラスメントだ!』ってなるのも怖い。」
「ホワイトな職場でも変な客が怒鳴り込んでくることはあり得るので、怒鳴られても冷静でいられる訓練をするのは無益とは思いません。しかし、教師が生徒を直接怒鳴って叱責する必要があるかどうかは別問題だと思います。」
といったコメントがとても多く寄せられていました。
子どもを叱るとき、時と場合によっては怒鳴ってしまうこともあるかもしれませんが…
それを子どものためと正当化するのは、やっぱり違いますよね。
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