「必ず子供3人」は問題発言じゃない!?とある男性の当事者意識のなさに愕然・・・
先日、「子どもを必ず3人以上産んでほしい」と言う自民党の議員さんの発言に、ネットでは批判の声が上がりました。
その後、この議員さんは発言を謝罪・撤回をしましたが、世間ではそれを問題発言ではないと考える方もいるようです。
なぜこの発言を問題発言ではないと言えるのか?
それは当事者意識のなさによるものなのかもしれません。
なに人事みたいに言ってんの
今の出生率を考えたら「必ず子供3人」は問題発言じゃないといってる男性らしき人を見た。
君にも言われてることやで。必ず恋人作って結婚、3人育てられるくらい、低賃金でも死ぬ気で仕事しろって言われてんやで。なに人事みたいな事言ってんのかな。
— もちもち (@loser_04060) 2018年5月12日
この投稿をされたのは、Twitterユーザーの もちもち (@loser_04060)さん。
この男性にとって、この話はきっと他人事なんでしょうね。
自分には関係がない、だから問題はないと…。
自分に向けて言われいたら
この発言が自分に向けて言われたものなら、女性だけでなく男性も「冗談じゃない!」って思うと思うんですよね。
でもそれがないというのは、やっぱり当事者意識がないからか、または子どもを産み育てるのは女性の仕事だと思っているからなのかもしれません。
このツイートを読んだ方からは、
「3人の子どもを育てる苦労を知らないから簡単に言えるんでしょう。」
「立場のある人に出生率だけで語られると、下々の者は笑うしかないですよね。」
「子どもを作ることに対しての男女の認識の差に頭がクラクラします。」
といった内容のコメントがとても多く寄せられていました。
少子化対策を進めるのなら
共働きが余儀なくされている現代、経済面や仕事との兼ね合いを考えると、子どもを産み育てるのは決して楽なものではありません。
ひとりっ子じゃ可哀想だけど、経済的にこれ以上産めないと言って諦めてる方も大勢います。
だから公助・共助が必要なのに、世間で飛び交う言葉は「自助」ばかり…
少子化対策を進めるのなら、まずは社会が変わること、そして男性の意識改革も必要なのではないでしょうか。
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