血液型でわかる!?「妊娠しやすい人」と「しにくい人」の違い
信じる信じないは人それぞれですが、日本では血液型による占いや性格診断が人気でSNSでも度々話題になっています。
もし、血液型で妊娠しやすいかどうかがわかるとしたら…?
今回は女性にとってはとても興味深い、血液型と妊娠の確率についての話題をお届けします。
妊娠しやすさが血液型でわかる!?
妊娠しやすいかどうかが血液型で判断できるなんてにわかに信じがたい話ですが…。
この研究を行ったのは、アルバート・アインシュタイン医学大学のエドワード・ネジャット博士。
35歳以下の女性560人を対象に調査したところ、O型の女性は排卵が少なく、卵子の質が低かったそうです。
それに対してA型の女性は排卵が多く、上質な卵子を持っていたとのこと。
また、A型の女性はA抗原(細胞表面を覆うタンパク質)を保有していますが、O型の女性にはこれがないため、このことも妊娠の確率に影響している可能性があるということです。
研究結果によると、O型の女性とA型の女性では卵子の質と排卵回数に違いがあり、妊娠の確率に影響するかもしれない違いが見つかったのだそう。
血液型だけで決まるわけではない
この発見は、高齢出産となるとより確率が下がってしまうため、O型の女性は早く子作りをした方がよいという結論に結びつくように見えるかもしれません。
しかし、専門家によると、こういった結論を導き出すまでにはまだまだ研究の余地があるということです。
O型でも出産されている女性は沢山おられますし、A型でも不妊治療を受けている方もおられます。
そのため、妊娠しやすいかどうかは血液型だけで決まるわけではないと言えます。
昔から、妊娠しやすいかどうかはお尻の形でわかる、お尻が大きくて丸ければ安産!
なんて言われていますが、それと同じで多少の根拠はあるものの全ての人に当てはまるわけではないという認識でいるのが良さそうです。
心の不調も見逃さないで
一般的には、生活習慣の乱れやストレス、肥満や痩せすぎなどの体型の違いなどが妊娠に影響を与えると言われています。
身体の不調は検査結果にも反映されやすいため自分でも気付きやすいですが、ストレスからくる心の不調は意外と見逃してしまいがち。
妊娠を望む場合は、パートナーと協力し合って健康管理をしっかり行いながら上手にストレスを発散することも大切ですね。
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