証券マンから高齢者向け弁当屋に転職した男性。そこで目の当たりにした『高齢者のリアル』とは?
証券マンを15年やって、現在は高齢者向け弁当屋をやっている男性。
その経験から実感した、高齢者についてのこんなつぶやきが話題になっています。
高齢者のリアル
高齢者。
証券マン15年やって、高齢者って「家族や孫がいて数千万円持ってる」
印象でした。日本の金融資産の大半は高齢者が持っているデータも知ってたし。高齢者向け弁当屋やってみて。
ボロアパートで、歩くことも出来ず、ベッドの上でじっと生きている独居老人がこんなにも多いのかと知った。— トウマニキ@元証券マンの高齢者向け宅配弁当屋物語 (@Tomadaytrader) June 14, 2020
僕らのメインのお客様はケアマネージャーに紹介される「介護認定」された高齢者だからなおさらです。
この方々は朝起きて寝るまで、何人の人と会話するのか?
ホームヘルパーさんだけ、の独居老人も多いと思う。
そこで僕らが「こんにちは~、弁当屋でーす」と会話するのは、意義があると感じた。— トウマニキ@元証券マンの高齢者向け宅配弁当屋物語 (@Tomadaytrader) June 14, 2020
証券会社に口座があり、年金に頼らず、子供や孫に贈与できる高齢者もいれば、ただ独りじっとベッドの上で今日も明日も過ごす高齢者もいる。
どちらも日本の高齢者のリアルなんだと思い知った。
現役証券マンは、前者のニーズに応え、幸せを提供してほしいと思う。僕らは後者に美味しい食事を提供する。— トウマニキ@元証券マンの高齢者向け宅配弁当屋物語 (@Tomadaytrader) June 14, 2020
そうつぶやくのは、Twitterユーザーの トウマニキ@元証券マンの高齢者向け宅配弁当屋物語 (@Tomadaytrader)さん。
現実って厳しいですね。
このツイートを読んだ方からは、
「高齢者になると、格差がより拡大しますからね。」
「訪問看護師です。人との関わりが少ないご高齢者が多いですが配食弁当屋さんは毎日安否確認していただけるので本当にありがたいです。」
「自分の祖父母、両親と離れて暮らすリスクの高さを見直すべき。『地方』を見放したツケが出始めてると思います。」
「宅配という形で一軒一軒回るからこそ現状が見えるのですね。ご老人たちもとても嬉しいと思います。これからも頑張ってください!」
「スーパーの店員です。毎日高齢のお客様をたくさん見ています。歩けて買い物に来れるだけマシなのかもしれませんね。宅配弁当屋さんの存在、有り難いです。」
といったコメントがとても多く寄せられていました。
これからどんどん高齢者が増えていくことを考えると…
社会の構造を見直すべき時が来てるのかもしれませんね。
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